事業再構築補助金の要件の中にある「事業計画の策定」ってそもそもどういう意味なの?
事業計画とは、簡単に言うと、新しい事業に挑戦するための方法や手段、手順などを確定して、その詳細を文書化するものだよ。
事業再構築補助金の審査は、事業計画をもとに行われるよ。
そのため、採択されるためには、合理的で説得力のある事業計画を策定する必要があるんだ
1.事業計画とは?
事業計画とは、冒頭でも話したように、新規事業に挑戦するための方法や手段、手順などを確定して、その詳細を文書化するもの。
事業再構築補助金の審査は、事業計画をもとに行われるから申請する上でとても重要なポイントなんだ。
なるほど。
じゃあその事業計画はどうやって作るの?
事業計画は、認定経営革新等支援機関と相談して策定する必要があるんだ!
認定経営革新支援機関とは?
◎中小企業を支援できる機関として、経済産業大臣が認定した期間で、全国で3万以上の金融機関、支援団体、中小企業診断士が認定を受けている。
◎中小企業庁のホームページで、認定経営革新等支援機関を検索することが可能。
2.事業計画の策定ポイント
事業再構築補助金に採択されるためには、合理的かつ説得力のある事業計画を認定経営革新等支援機関と相談して策定することが重要なんだ!
事業実施体制・財務の妥当性、市場ニーズの検証、課題解決の妥当性、費用対効果、再構築の必要性、イノベーションへの貢献、経済成長への貢献などが審査項目となってくるよ!
なるほど。
具体的にどんなことを事業計画に入れたらいいのかな?
そうだね、事業計画に含めるべきポイントは以下のとおりだよ。
事業計画に含めるべきポイント
◎現在の企業の事業、強み・弱み、機械・脅威、事業環境、事業再構築の必要性
◎事業再構築の具体的内容(提供する製品・サービス、導入する設備、工事等)
◎事業再構築の市場の状況、自社の優位性、価格設定、課題やリスクとその解決法
◎実施体制、スケジュール、資金調達計画、収益計画(付加価値増加を含む)
など
3.まとめ
今回のまとめだよ。
・事業計画とは、新しい事業に挑戦するための方法や手段、手順などを確定して、その詳細を文書化するもの。
・採択されるためには合理的で説得力のある事業計画を認定経営革新等支援機関と策定する必要がある。
・事業再構築補助金の審査は事業計画を基に行われるため、事業計画に含めるべきポイントを押さえて策定する必要がある。
なるほど、事業計画の内容は事業再構築補助金を申請する上でとても重要なポイントなんだね。