先日発表された第1回公募の採択結果が今とても話題になっている事業再構築補助金だけど、どんな業種が申請していたのかな?
事業再構築補助金HPの情報によると、応募割合・採択割合を分析すると、特に①製造業②宿泊業・飲食サービス業③卸売・小売業が多く、この3つの業種が全体の約6割を占めているとのことだよ。
では今回は、事業再構築補助金、第1回公募に申請・採択された業種をランキングで解説していこう。
1.応募・採択の業種別ランキング
応募・採択の業種別ランキング
応募件数ベース
1位 製造業 23.2%
2位 宿泊業、飲食サービス業 18.0%
3位 卸売業、小売業 14.9%
採択件数ベース
1位 製造業 31.7%
2位 宿泊業、飲食サービス業 21.8%
3位 卸売業、小売業 12.4%
事業再構築補助金のHPの「事業再構築補助金第1回公募の結果について」によると、
採択された業種で最も多かったのが、①製造業31.7%、続いて②宿泊・飲食業21.8%、③卸売り小売業が12.4%となり、この3つの業種が全体の約6割を占める結果となったよ。
ちなみに、応募件数は約2万2千件。
うち①製造業が約5千件の31.7%、②宿泊業・飲食業が約3千件の21.8%、③卸売業・小売業が約3千件の12.7%という割合だったんだ。 詳しい割合は以下のグラフを見てね。
ちなみに、応募件数は約2万2千件。
うち①製造業が約5千件の31.7%、②宿泊業・飲食業が約3千件の21.8%、③卸売業・小売業が約3千件の12.7%という割合だったんだ。 詳しい割合は以下のグラフを見てね。
なるほど~。
やっぱりコロナのダメージが目立っていた業種の申請が多い傾向にあるんだね。
グラフを見ると製造業、宿泊業・飲食 サービス業、卸売・小売業に続いて、建設業の応募や採択も多かったみたいだね。
そうだね。日刊工業新聞にも、以下のことが解説されている。
企業庁によると第1回採択事例のうち製造業ではコロナで需要が減少した航空機部品から、成長が見込める半導体製造装置部品製造に参入する企業など、自社の強みを生かした新分野への展開が多くを占めた。コロナで大打撃を受けた飲食店関連は料理の持ち帰り(テークアウト)事業への業態転換が目立った。
これを見てわかるように、コロナの影響が目立った業種の応募・採択数を多く占めているね。
その他の業種は、まんべんなく様々な業種が応募・採択されているといったところだね。
企業庁によると第1回採択事例のうち製造業ではコロナで需要が減少した航空機部品から、成長が見込める半導体製造装置部品製造に参入する企業など、自社の強みを生かした新分野への展開が多くを占めた。コロナで大打撃を受けた飲食店関連は料理の持ち帰り(テークアウト)事業への業態転換が目立った。
引用:6月24日配信 日刊工業新聞より
これを見てわかるように、コロナの影響が目立った業種の応募・採択数を多く占めているね。
その他の業種は、まんべんなく様々な業種が応募・採択されているといったところだね。
2.まとめ
事業再構築補助金の第1回公募の応募・採択者の割合はコロナの影響が目立っていた製造業、宿泊業・飲食 サービス業、卸売・小売業・建設業が多かったんだね。
そうだね。
ただ、その他にも、コロナの影響を受けている業種は大勢いるし、
コロナ時代に入ったこれからの経済社会に、その4つの業種だけでなく、すべての業種が対応していかなければならないよね。
さまざまな業種がこの事業再構築補助金をうまく利用して、ピンチをチャンスに変えていってほしいね。
ただ、その他にも、コロナの影響を受けている業種は大勢いるし、
コロナ時代に入ったこれからの経済社会に、その4つの業種だけでなく、すべての業種が対応していかなければならないよね。
さまざまな業種がこの事業再構築補助金をうまく利用して、ピンチをチャンスに変えていってほしいね。