【事業再構築補助金】採択された企業の事業計画を見てみる

 

先日、事業再構築補助金の採択結果が出たけど、採択された事業者はどんな事業計画を立てているんだろうね。

 
そうだね。これから申請をする人や、残念ながら採択されなかった人には気になるところだよね。
実は僕も気になって、いち早くチェックしてきたんだ。
採択された企業の事業計画は、事業再構築補助金HPの採択結果のページの「事業計画書の概要」から読めるよ。
今回は、採択された事業者はどんな事業計画なのか、紹介していくよ。

1.採択された事業計画一覧

「事業計画書の概要」を見てみると、様々な職種や業種が申請していることがわかる。 個人的に心を引いた事業計画を、ピックアップして紹介していくから、今後の申請の参考にしてみてね。

◎飲食店【事業転換】

既存の飲食店は店舗営業に限られている課題があるところ,新たにキッチンカーでの営業を行い解決する。これにより,コロナ禍でも営業可能となるだけではなく,拡大している中食需要の受け皿となり,Ⅴ字回復を図る。

◎外国人向けゲストハウス【新分野展開】

コロナの影響で激減した外国人向けゲストハウスをテレワーク用オフィスに転換

コロナの影響によりインバウンドが激減したことを受け、外国人向けゲストハウスを需要が高まるテレワーク用レンタルオフィス業に転換する。入退室は暗証番号キーで行い、建物内の共有設備の利用は入室者が予約システムを使うことで非接触を可能とする。

◎ネイルサロン【業種転換】

市内有数のネイルサロンであるが、顧客の中心であった飲食店勤務等の女性が減少。

そこで店舗改装とシステム投資を行い、独立ネイリストやその予備軍に対して施設と材料を提供する「シェアサロン」に業種転換を行う取組

◎BtoB事業【新分野展開】

行政書士事業を活かした新規健康麻雀店事業の新分野展開

当事務所の取引形態BtoB事業(主に入国管理業務等)から、そのネットワークを活かした新たなBtoCのサービス提供事業(健康麻雀)への 新分野展開による、高齢者向けの健康サービス等の地域貢献を図る。

◎カラオケルーム【新分野展開】

カラオケルームを改装し、新たに多目的に利用可能なレンタルルームの事業化を図る

コロナ禍で弊社のカラオケ事業は、売上が大きく落ち込みました。そのた め、今回、既存店舗の一部のルームにおいて、カラオケ設備を撤去し、レンタルルーム・貸会議室へ改装。ビジネスマンや地域の方々に多目的に部 屋が利用でき、また飲食も提供できるレンタルルームの事業を実施し、収益を確保していきたい。

◎脱毛サロン【新分野展開】

当サロンは脱毛サービスを中心とした事業を行っていたが、新型コロナによって客数が減少してしまった。この状況を改善していくために代表の経験・技術を生かした運動・健康サポート事業への新分野展開を行う。

◎宿泊業【業種転換】

宿泊業から、コロナ禍でも一定需要のある不動産業へ転換する。物件紹介 +移住者向けにネット情報だけでは補えない、リアルな地域情報紹介と、 沖縄生活を既存のコンドミニアムで体験できるトータルサポートも行なう

◎宿泊業【業態転換】

老朽化したホテルを「無人ホテル」として再生、「低価格」「非接触」を テーマに新型客室を増設し「長期宿泊」「若者グループ」「ワーケーション」へも対応、産業交流拠点施設と相乗効果で地元経済に寄与する。

2.まとめ

 

おもしろい。いろんな事業計画があるね…!

 
 

そうでしょ。

今回採択された事業者の事業計画をすべて読んだんだけど、斬新なアイデアや工夫に読んでいるだけでワクワクしてきたよ。

今回はピックアップして数個を紹介したけど、本当はすべて紹介したかったくらい。

 

第1回公募では、採択率が約36%と厳しい中で採択された事業者の事業計画の数々。

いろんな角度から熟考して出来あがった事業計画は、本当に参考になるから、ぜひチェックしてみてほしい。

 

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